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錠剤タイプのコエンザイムQ10

コエンザイムQ10のサプリメントには錠剤、カプセル、粉末、顆粒、ゼリーなど色々なタイプがあり、それぞれ違った特徴があります。はじめてサプリメントを購入する場合、どのタイプがいいのか迷うかもしれません。コエンザイムQ10に限らず、サプリメントで最も広く普及しているタイプが錠剤です。ここでは錠剤タイプについて詳しく説明します。

コエンザイムQ10はエネルギー産生と抗酸化作用のある物質

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コエンザイムQ10はエネルギー産生と抗酸化作用のある物質です。生命を維持するため、臓器は休むことなく働き続けます。臓器を働かせるためにはエネルギーが不可欠です。そのエネルギーを作り出す作用に関わるのがコエンザイムQ10です。そしてエネルギーを作り出す過程で発生する過剰な活性酸素を除去する作用があるのもコエンザイムQ10です。

錠剤の特徴

錠剤は持ち運びに便利なだけではなく、取り扱いも簡単で、一定の量を容易に飲むことができる人気の高いタイプです。カプセルタイプなどに比べると価格が安いのも魅力です。

錠剤は成分が消化管から吸収されたのち、肝臓を経由し血流に乗り全身に送られるため、効果を発揮するのに多少の時間を要します。

錠剤は粉末を固めて作りますが、その際に多くの添加物が使われるため、成分そのものの純度が低くなるというデメリットがあります。

錠剤に使われる添加物の種類

錠剤には一般に次のような添加物が使用されています。

・賦形剤

粉末を固めるための結合剤と、大きさを均一にするための充填剤を合わせて賦形剤と呼びます。
セルロース(食物繊維)、エチルセルロース、レシチン、ソルビトール、アカシア、アルギン酸、ショ糖脂肪酸エステル、難消化性デキストリン、無水リン酸水素カルシウムなど多くの種類があります。

・崩壊剤

水で錠剤を飲んだ時に、錠剤の崩壊を促進させるための添加物です。でんぷん、セルロース類などが使用されます。

・光沢剤

コーティング剤とも呼ばれ、湿気や酸化などから成分を守り、飲みやすくするための添加物です。天然ワックスのミツロウ、カルナウバロウ、樹脂類のシェラックなどがあります。

・滑剤

製造時に材料が鋳型にくっつかず、スムーズに形成するための添加物でショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウム、二酸化ケイ素、炭酸マグネシウムなどが使用されます。

・香料

錠剤の匂いを良くするための添加物です。
脂肪酸類、バニリン、オレンジ香料などがあります。

・甘味料

錠剤の味を良くするために使用されます。
砂糖、ソルビトール、キシリトール、アスパルテーム、ステビア抽出物、カンゾウ抽出物などがあります。

・着色料

見た目の色を良くするために使用されます。
トマト色素、クチナシ黄色素、食用黄色4号などがあります。

・保存料

長期保存ができるように使用されます。
安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチルなどがあります。

上記の添加物のうち、錠剤により使用される添加物の種類が異なりますので、各商品の原料名を確かめてください。錠剤の中には、極力不必要な添加物を使用していないものも販売されています。

錠剤タイプはたっぷりの水で服用する

錠剤タイプのコエンザイムQ10は十分な水と一緒に服用します。水が少なければ錠剤がうまく溶けず、喉などに張り付いてしまう可能性もあります。特に胃が弱い人は、胃が錠剤で刺激され痛みを感じることもあるので、必ず十分な量の水と一緒に飲みましょう。

コエンザイムQ10の錠剤の適切な保管場所は?

コエンザイムQ10は光や熱に弱いため、錠剤の保管は乾燥した冷暗所が適しています。高温や光のあたる場所で保管すると錠剤が溶け、品質が低下することがあるので気をつけましょう。

コエンザイムQ10の錠剤を選ぶポイント

コエンザイムQ10は酸化型と還元型があります。体内に存在するコエンザイムQ10のほとんどは還元型です。このため還元型のサプリメントの方が体内で効率よく利用されます。

錠剤のコエンザイムQ10にも酸化型と還元型があります。一般に還元型は酸化型より価格が高めです。

添加物が気になる方には、添加物の種類を少なめに使用している錠剤もあります。原材料名は使用されている成分の量が多いものから順に記載されていますので、肝心のコエンザイムQ10がうしろの方に記載されていないものを選ぶとよいでしょう。

まとめ

コエンザイムQ10はエネルギー産生と抗酸化作用のある物質です。

錠剤は持ち運びが便利で取り扱いも簡単です。カプセルタイプなどに比べると価格も安く設定されています。

錠剤は摂取してから効果を発揮するまで、多少の時間を要します。

錠剤は多くの添加物が使われるため、成分そのものの純度が低くなるというデメリットがあります。錠剤により使用される添加物の種類が異なるため、原料名を確かめるようにしましょう。

錠剤タイプのコエンザイムQ10は十分な水と一緒に服用します。保管は冷暗所で行いましょう。

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