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コエンザイムQ10と血流改善の関係

夏なのに体の冷えに悩む人は意外に多いです。その原因は血行不良にあるのかもしれません。血液の流れが悪いと肩こりや低血圧、心疾患などにも悪影響を及ぼす可能性があります。健康でいるために、血液の流れをよくすることはとても大切です。コエンザイムQ10は血流改善を期待できる成分です。

コエンザイムQ10はエネルギーを作り出す

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コエンザイムQ10は人の体内で作られ、体中に存在する物質です。大量のエネルギーを必要とする心臓をはじめ肝臓、脾臓、腎臓などに多く含まれています。細胞内ではミトコンドリアに多く存在し、血液中にも存在します。
コエンザイムQ10は食品にも含まれており、普通の食事をする人で、1日に平均5~10mg程度摂取しているといわれています。

コエンザイムQ10は補酵素として酵素を助け、電子伝達系でエネルギーの元になるアデノシン三リン酸という物質を作り出すのに関わります。

心臓にコエンザイムQ10が十分にあると血流がよい

コエンザイムQ10が不足すると、エネルギーが効率的に作られません。心臓は血液を全身に送るため、日夜休まず働き続けますが、そのためには多量のエネルギーを必要とします。心臓のコエンザイムQ10が不足するとその役目をうまく果たすことができず、機能が低下するため血流が悪くなります。血流が悪くなると冷え性、肩こり、足のむくみなどが起こり、低血圧や、心臓に何らかの疾患を抱えている場合は症状が悪化する可能性もあります。逆にコエンザイムQ10が十分に存在するとエネルギーが効率的に作られ、心臓は健康に働くことができ、血液の流れも良くなります。

血管の酸化を防ぐコエンザイムQ10

コエンザイムQ10はエネルギー産生のほかにも抗酸化作用があり、過剰な活性酸素を除去する働きがあります。活性酸素はウイルスを撃退し、体を守る有益な働きがありますが、増え過ぎるとその強力な酸化力で健康な細胞まで酸化させ、老化を早め病気にかかる可能性を高めます。

過剰な活性酸素が血管を酸化させると血液の流れが悪くなり、さまざまな不快な症状や病気を引き起こす原因になります。コエンザイムQ10は血管を酸化させる活性酸素を除去することで血管を健康な状態に保ち、血行不良を防ぐ働きがあります。

加齢に伴い減少するコエンザイムQ10

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血液の流れを良好に保つためには、体内のコエンザイムQ10が不足しないように気をつけることが大切です。コエンザイムQ10は20歳をピークに体内で合成する能力が低下し、体内に存在する量が減ります。

血液の流れに大きく関わる心臓のコエンザイムQ10の量を20歳で100%とすると40歳で68.2%、そして80歳では半分以下の42.9%にまで減少します。

年齢のほかにも病気やストレス、喫煙などによりコエンザイムQ10の体内量は減少します。

コエンザイムQ10の体内量が減少すると血流も悪くなる恐れがあるため、食品やサプリメントから補給することが大切です。

効率的なコエンザイムQ10の補給はサプリメントがおすすめ

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コエンザイムQ10は肉のレバーやイワシ、サバ、オリーブオイル、ゴマ油、ブロッコリーやほうれん草など、多くの種類の食品に含まれています。しかしそれぞれの含有量は少なめです。効率的にコエンザイムQ10を補給するにはサプリメントからの摂取がおすすめです。1日に30mg程度を目安に摂取するとよいでしょう。

コエンザイムQ10は酸化型と還元型がありますが、体内に存在するのは大部分が還元型です。したがってサプリメントも還元型が効率的です。酸化型でも、オリゴ糖の輪で包んで吸収されやすくした包接体と呼ばれるタイプもあります。一般に酸化型、包接体は還元型より価格が低く設定されています。

コエンザイムQ10は油に溶ける性質があるため単独で摂取せず、油を含む食品と一緒に摂ると吸収率が高まります。心臓や血管の健康を保ち、血流をよくするためには毎日コエンザイムQ10を摂取するようにしましょう。

まとめ

コエンザイムQ10は人体中に存在し、エネルギーを作り出す働きに関与しています。心臓のコエンザイムQ10が不足すると、エネルギー不足で血液を全身に送る機能が低下し、血行不良が起こります。

コエンザイムQ10は抗酸化作用があり、活性酸素による血管の酸化を防ぎ、血行不良を食い止めます。

血行不良を防ぐためには、コエンザイムQ10が不足しないよう、食品やサプリメントから補うことが望まれます。

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