コエンザイムQ10でインフルエンザを予防する

毎年、寒くなるとインフルエンザが流行し始めます。研究により、インフルエンザの予防にはコエンザイムQ10を摂取すると良いということが明らかになってきました。コエンザイムQ10がインフルエンザ予防にどのように作用するのでしょうか?

インフルエンザはウイルスによる感染症

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することにより発症します。季節を問わず、1年中いつでも引く可能性のある風邪とは異なり、インフルエンザには季節的な流行性があります。

日本国内では初冬の11月頃から流行し始め、4月頃まで続くのが一般的です。毎年、1~2月がピークです。

インフルエンザウイルスはA型、B型、C型の3つのタイプがあり、世界中で流行するのはA型とB型です。C型はA型、B型に比べると症状が軽く、感染力も弱いため風邪と勘違いされやすく、幼児に多く発症します。

一般にA型やB型に感染すると1~3日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱が出ます。それに伴い、頭痛や関節の痛み、筋肉痛、咳、鼻水、吐き気といった症状が出ます。風邪の場合に比べ、症状が急激に進行するのがインフルエンザの特徴です。

通常1週間程で症状が軽くなり回復に向かいます。とはいえ肺炎を併発すると死亡に至るケースもあり、特に高齢者は注意する必要があります。

インフルエンザの対策は免疫力を高めること

インフルエンザは予防に努めることがとても大切です。そのためには免疫力を高める必要があります。免疫力とは体の自己防衛システムのことであり、体内に侵入したウイルスや細菌を撃退する機能のことです。免疫力を高めるとインフルエンザウイルスに感染しにくくなります。

免疫力向上と共に手洗いとうがいの励行、栄養バランスの取れた食事、規則正しい十分な睡眠もインフルエンザ対策にはとても重要です。

コエンザイムQ10はインフルエンザを予防する

日本の企業と大学が共同で行った実験で、コエンザイムQ10はインフルエンザウイルスを予防する効果があることが確認されました。

コエンザイムQ10が直接的にインフルエンザウイルスに作用をするのではなく、免疫機能を向上することにより、ウイルスの感染を防ぐ効果が高まると考えられます。

コエンザイムQ10は人の体の中で作られ、体中の細胞に存在しています。各細胞の中にあるミトコンドリアという小器官に特に多く存在し、エネルギーを作る働きに関わります。コエンザイムQ10が十分にあると、エネルギーが豊富に作られ、細胞の働きが活発になりその機能が向上します。

免疫細胞の働きを活発にする

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人の細胞の中にはウイルスや細菌を撃退するための免疫細胞があります。免疫細胞は白血球の一種でウイルスや悪性腫瘍細胞を殺すNK細胞や、細菌を補食するマクロファージなど、いくつかの種類があります。これらの免疫細胞の中にもコエンザイムQ10は存在します。そして酵素と協力しエネルギーを作り出し、免疫細胞の働きを強めることに貢献するのです。

免疫細胞を活性酸素から守る

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細胞内でエネルギーが作り出される際、活性酸素が発生します。活性酸素が増え過ぎると免疫細胞を酸化させ、その働きを弱めます。その結果、インフルエンザや病気に罹りやすくなります。コエンザイムQ10は増え過ぎた活性酸素を除去し、免疫細胞が酸化されるのを防ぐ働きがあります。

海外の研究でも、コエンザイムQ10を経口摂取すると免疫細胞の働きが高まり、HIV陽性患者の免疫力が改善するという報告がされています。

インフルエンザに感染したら

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インフルエンザに感染したら、できるだけ早めに医療機関を受診し、治療を受けることが望まれます。安静にして水分の補給をこまめに行います。インフルエンザの治療薬の服用の有無は医師の指示に従ってください。

コエンザイムQ10を継続的に摂取し、日頃から免疫力を高め、インフルエンザウイルスに感染しないように努めることが何よりも大切であるということを覚えておきましょう。

まとめ

インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症です。

感染すると高熱、頭痛、関節の痛み、筋肉痛、咳、鼻水、吐き気といった症状が起きます。風邪に比べ、症状が急激に進行します。

インフルエンザは感染しないように予防することが何よりも大切です。

コエンザイムQ10は免疫細胞を活性化し、免疫力を高めることによりインフルエンザの予防に役立ちます。

コエンザイムQ10の摂取と共に、手洗い、うがいの励行、栄養バランスの取れた食事、規則正しい十分な睡眠もインフルエンザ対策に大切です。

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