コエンザイムQ10の動脈硬化の予防と改善効果

老化や悪玉コレステロールの増加で動脈の壁が厚く硬くなり、血管の弾力性やしなやかさが失われる状態を動脈硬化といいます。動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞という深刻な病気につながる恐れがあります。動脈硬化の予防に役立つといわれているのがコエンザイムQ10です。ここでは動脈硬化とコエンザイムQ10の関係について説明します。

動脈硬化とは?

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心臓から押し出される血液は動脈を通り全身に送られます。健康な動脈は柔軟性があり、収縮と拡張を繰り返しているため、血液がスムーズに体の隅々にまで送り届けられます。ところが加齢をはじめ、動脈内の物質の沈着などで動脈が狭くなり、柔軟性や弾力性が失われると血流が悪くなります。これが動脈硬化です。

動脈硬化は自覚症状がなく、特に初期の段階ではなかなか気づきにくいものです。気づかずに放置すると症状が進行し、ある日突然、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、脳卒中を起こしてしまう危険性があるのです。定期的に健康診断を受け、自分の健康状態を把握しておきましょう。

動脈硬化の要因

動脈硬化は生活習慣と密接に関係しています。動脈硬化を引き起こすと考えられる要因について説明しましょう。

悪玉コレステロールの増加

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悪玉コレステロールが増え過ぎると血管の壁に入り込み、活性酸素により酸化され過酸化脂質に変化します。過酸化脂質が増えると血管を狭め、血流を悪くし動脈硬化をひき起こします。過酸化脂質の増加は血栓の原因でもあり、心筋梗塞や脳卒中につながることもあります。

善玉コレステロールは悪玉コレステロールを回収し肝臓へ戻す役目がありますが、悪玉コレステロールが増え過ぎると回収作業が追いつきません。

脂肪分の多い食事、特に動物性脂肪の摂り過ぎ、そして運動不足は悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減少させます。その結果として動脈硬化の可能性が高まるのです。

加齢

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動脈硬化はさまざまな要因で起こりますが、血管の老化であることは間違いありません。年齢と共に体のあちこちが衰えるように、血管も老化します。個人差があるものの、誰でも加齢に伴い動脈硬化が進行するものだと考えてよいでしょう。

コエンザイムQ10が動脈硬化の予防と改善に働く理由

いつまでも元気で若々しくありたいという願いをサポートする成分がコエンザイムQ10です。美容と健康維持のため、サプリメントで摂取している人も多い人気の成分です。コエンザイムQ10は動脈硬化を予防、改善する働きも期待できます。

血行促進

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コエンザイムQ10は体内で作られる成分で心臓や肝臓などに多く存在し、各細胞内で効率的にエネルギーを作る役目を果たします。 心臓にコエンザイムQ10が十分に存在するとエネルギーが豊富に作られ、心臓の機能を活発にします。エネルギーを十分に得た心臓は血液を全身に送り出す力を強め、その結果として血行が促進されます。血行の促進は血液中の老廃物の排出を促し血管の若さを保つ助けとなり、動脈硬化の予防につながります。

血管の酸化防止

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コエンザイムQ10は増え過ぎた活性酸素を除去する抗酸化作用があります。活性酸素が血管を酸化させるのを防ぎ、血管の健康維持に寄与します。血管内の過酸化脂質の増加も抑制し、動脈硬化を予防、改善します。

動脈硬化の進行は生活習慣に関連する

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動脈硬化は血管の老化ですが、若くても生活習慣次第で進行することがあります。高脂肪、高カロリーの食事、運動不足、喫煙、ストレスなどが動脈硬化を悪化させます。運動不足が続くと、肥満、脂質異常症、高血圧が進行します。喫煙は血管を収縮させ心臓や血管に障害をもたらし、過度のストレスは血圧を上げる原因です。

コエンザイムQ10を摂取することはもちろん大切ですが、動脈硬化になりやすい生活習慣を改めることが予防、改善への第一歩です。 動脈硬化は放置すると進行し、心筋梗塞や脳梗塞などの深刻な事態を招く危険性があります。定期的に健康診断を受け、気になることがあれば早めに医師に相談しましょう。

まとめ

動脈硬化は血管の老化で、動脈の弾力や柔軟性が失われた血行不良状態のことです。放置すると心筋梗塞や脳梗塞につながります。

動脈硬化を引き起こす要因は加齢と悪玉コレステロールの増加などがあり、生活習慣に密接に関連しています。

コエンザイムQ10は血行促進と活性酸素を除去する作用があり、動脈硬化の予防と改善に効果が期待できます。

動脈硬化の予防、改善にはコエンザイムQ10の摂取だけではなく、高脂肪の食事や運動不足を解消し、生活習慣を改めることが望まれます。

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