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コエンザイムQ10でむくみ防止

むくみは女性の悩みのひとつです。最もむくみが出やすいのが足で、1日の終わりに靴が履けなくて困ったという経験のある人も少なくないと思います。コエンザイムQ10がむくみの防止に役立つといわれています。その理由について説明しましょう。

むくみの原因は血行不良または病気の可能性

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むくみは本来、心臓に戻るはずの水分が皮下組織に停滞することにより起こります。手や顔がむくむこともありますが、最も多いのが足のむくみです。

むくみは血行不良で起こる場合と、心臓や肝臓などの病気が原因で起こる場合があります。また水分や塩分の摂り過ぎもむくみの原因であるといわれています。

病気以外の原因で起こるむくみは通常、一過性と考えられます。一過性のむくみで最も多い足のむくみはどうして起こるのでしょうか。

足がむくむメカニズム

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血液は心臓から全身へ送られます。血液中には水分が含まれており、酸素と栄養素を細胞に届け、その後、老廃物を回収して心臓へと戻ります。心臓へ戻るべき水分が足にたまるとむくみが起こります。これには重力が関係していることもありますが、足の筋肉の量が少なく弱い場合も、水分が心臓に回収されにくく足にたまってしまいます。この理由は、足の筋肉が血液や水分を心臓へ戻す助けを行っているからです。むくみが男性より女性に多いのも、筋肉の量や力が弱いことが影響しているわけです。

長時間、座ったままでデスクワークを毎日行っていると、足を動かす機会が減り、筋肉が衰え血行が悪くなります。同じ姿勢でいることは、足のむくみが起こりやすい状態を作り出します。1日中立ちっぱなしも血行不良の原因です。立ち続けていると重力で足に血液がたまります。そうなると静脈にかかる圧力が高まり、血液中の水分が血管の外に滲出し、心臓に戻りにくくなるため、足に水分が停滞しむくみが起こります。

コエンザイムQ10はエネルギー産生に関わる物質

コエンザイムQ10はビタミンに似た成分ですが、体内で作ることができるためビタミン様物質に分類されます。

コエンザイムQ10は酵素と共に、エネルギーの元になる物質のアデノシン三リン酸を効率的に作り出す働きに関与します。体内にコエンザイムQ10が十分に存在すると、臓器や筋肉を動かすためのエネルギーが効率よく作り出され、健康で若々しい身体を保つことを可能にします。

心臓にコエンザイムQ10が十分にあると血行が促進される

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コエンザイムQ10は人体中に分布しますが、特に心臓に多く存在します。しかし20歳をピークにコエンザイムQ10の体内の量は減少します。中でも心臓に存在する量は減少が著しく、20歳の時を100%とした場合、40歳で68.2%、80歳で42.9%にまで減ります。

心臓のコエンザイムQ10の量が減ると、心臓を動かすためのエネルギーが効率よく作られず、その働きが弱まります。逆に心臓にコエンザイムQ10が十分にあると心機能の働きが高まります。心臓の全身に血液を送り出し、静脈を通り血液を心臓に戻す働きがよりスムーズに行われ、むくみの原因のひとつである血行不良の改善が期待できます。

コエンザイムQ10の抗酸化作用で血管の酸化を予防

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コエンザイムQ10には強い抗酸化作用があります。抗酸化作用とは増え過ぎた活性酸素を除去する働きのことです。

呼吸から取り入れた酸素のうちの数パーセントが活性酸素に変化するほか、ストレスや紫外線、喫煙、大気汚染、激しい運動によっても活性酸素は増えます。活性酸素は増え過ぎると有害で、正常な細胞まで酸化させてしまいます。酸化された細胞は機能が衰え、生活習慣病などにかかる可能性が高まります。

過剰な活性酸素が血管を酸化させると血管のしなやかさが失われ固くなり、血行不良が起きやすく、むくみの原因になると考えられます。

コエンザイムQ10が体内に十分あると、過剰な活性酸素から血管が酸化されるのを防止し、血行不良が起きないように作用します。

コエンザイムQ10の摂取でむくみを防止

一過性のむくみの原因である血行不良を防ぐためには、日頃からコエンザイムQ10が不足しないように心がけることが大切です。

コエンザイムQ10は体内で作られるとはいえ、加齢やストレス、病気によりその量は日に日に減少します。コエンザイムQ10はレバーやナッツ、魚、野菜、植物油、乳製品などの多くの食品から少しずつですが摂取できます。

コエンザイムQ10を効率的に摂取するために、サプリメントが販売されています。コエンザイムQ10は脂溶性で水に溶けにくく、吸収率が悪い成分です。油を含む食品と一緒に摂取すると吸収率が高まりますので、サプリメントは食事中か、食後すぐに摂取する習慣をつけましょう。

むくみを防止するためには、適度な運動を生活に取り入れることが大切です。特に足の筋肉を鍛えることが、むくみ防止に有効です。入浴時に足腰を温め、血行を促進するなどのケアも忘れずに行うとよいでしょう。

むくみは病気が原因で起こることもあります。むくみがなかなかとれない場合は医療機関の受診をおすすめします。

まとめ

むくみは血行不良で起こる場合と病気が原因で起こる場合があります。水分や塩分の摂り過ぎもむくみの原因です。

血行不良の場合、重力の関係もあり足がむくむことが最も多いです。
同じ姿勢を摂り続けていると足に水分が停滞し、むくみが起こりやすくなります。

コエンザイムQ10は心臓に多く存在し、エネルギー産生に関わっています。コエンザイムQ10が十分にあると、エネルギーが効率よく作られるため、心臓の機能が高まり血液の循環をよくします。

コエンザイムQ10は抗酸化作用があり、血管の酸化を防止し血行不良を防ぐ働きがあり、むくみ防止に有効です。

コエンザイムQ10は体内で作られますが、加齢に伴いその量は減少します。むくみ防止のため、コエンザイムQ10を食品やサプリメントから積極的に摂り入れましょう。

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