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吸収率の高いコエンザイムQ10を選ぼう

コエンザイムQ10は吸収率があまり高くない成分ですが、いくつか種類があり、それぞれ吸収率が異なります。吸収率はサプリメントを購入する際のひとつの基準になるため、コエンザイムQ10の種類と吸収率の違いについて知っておきましょう。

コエンザイムQ10の吸収率は高くない

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コエンザイムQ10は脂溶性の物質で、油に溶けますが水にはほとんど溶けません。コエンザイムQ10は摂取すると小腸で吸収され、リンパ管を経由して血流に入ります。しかし食品やサプリメントから摂取しても、60%は吸収されずに排出されるという指摘がされています。また吸収率は個人差が大きいともいわれています。

せっかくコエンザイムQ10を摂取しても吸収されなければ意味がありません。コエンザイムQ10のサプリメントを選ぶ際に吸収率はひとつの大きなポイントです。少しでも吸収率の高いコエンザイムQ10とはどのようなタイプでしょうか?

体内に存在するコエンザイムQ10は酸化型と還元型がある

コエンザイムQ10は人の体内の臓器や筋肉、血液など、あらゆる部分に含まれる物質です。コエンザイムQ10には種類があり、体内では酸化型と還元型のコエンザイムQ10が存在します。

脳と肺を除いた人の臓器に存在するコエンザイムQ10のうち、50%以上が還元型として存在しています。また血漿中では80%以上が還元型として存在しています。

効率的で吸収率が高いのは還元型

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酸化型のコエンザイムQ10を摂取すると小腸で吸収され、リンパ管に移る過程で還元型に変換され利用されます。しかし変換する能力は加齢に伴い低下し、変換されなかったコエンザイムQ10は利用されずに体外に排出されます。このことから変換という過程を踏む必要のない還元型のコエンザイムのほうが、より効率的に体内で利用され、吸収されやすいといえます。

酸化型の吸収率を改善する包接体

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酸化型の吸収率の悪さを改善するため、包接体という処理を施したコエンザイムQ10があります。包接体は、酸化型コエンザイムQ10をオリゴ糖の一種であるシクロデキストリンという物質で包み込んだものです。

包接体は分子サイズを小さくした酸化型のコエンザイムQ10が、シクロデキストリンの内側に収められています。シクロデキストリンの内側は親油性ですが、外側は親水性なので水に溶けやすく、従来の酸化型に比べ、より高い吸収率が期待できます。

包接体は酸化型なので、体内で還元型に変換されてから利用されます。このため還元型に比べると体内での利用効率は劣ります。しかしシクロデキストリンの内部に存在しているコエンザイムQ10はゆっくりと放出されるため、持続した働きが望めるというメリットがあります。

特許技術で吸収率を高めた活性型

コエンザイムQ10の吸収率を高めるため、国内の企業が特許技術で活性型のコエンザイムQ10を開発しました。活性型とは脂溶性と水溶性の両方を兼ね備えたタイプです。分子量を小さく安定させてあり、従来の脂溶性のコエンザイムQ10よりも高い吸収率があり、非常に効率よくコエンザイムQ10の働きを利用できます。

吸収率が高いほど価格も高い

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コエンザイムQ10の種類別の価格を比べると、メーカーにより多少の差がありますが、一般に酸化型、包接体より還元型、活性型が高めです。吸収率の高い型が価格も高いと考えてよいでしょう。

コエンザイムQ10の体内量は加齢に伴い減少します。年齢の高い方や疲れやすく虚弱体質の方、スポーツをする習慣があり体力を消耗しやすい方は還元型か活性型を摂取するとよいでしょう。若くて比較的元気な方の健康維持には酸化型、あるいは包接体がおすすめです。

油を含む食品と一緒に摂取し吸収を高める

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コエンザイムQ10は、単独で摂るより油が含まれている食品と一緒に摂取した方が吸収力が高まります。せっかくコエンザイムQ10を摂取するわけですから、少しでも吸収率を高めるように摂取しましょう。

一緒に摂取するのにおすすめの食品として肉類、魚介類、植物油、ナッツ類、乳製品などがあります。これらの食品そのものにもコエンザイムQ10が含まれています。

まとめ

コエンザイムQ10は脂溶性で、吸収率の高い物質ではありません。
吸収率でコエンザイムQ10を選ぶ場合は酸化型よりも還元型、あるいは活性型が優れています。

活性型は脂溶性と水溶性の両方を兼ね備えたタイプで、特許技術により分子量を小さくし、従来のコエンザイムQ10より吸収率を高めたものです。

酸化型をオリゴ糖の一種であるシクロデキストリンという物質で包み込んだ包接体というタイプは、一般の酸化型よりも吸収率が高いです。しかし酸化型は体内で還元型に変換されてから利用されるため、効率が劣ります。

コエンザイムQ10の吸収率を高めるには油が含まれている食品と一緒に摂取するとよいでしょう。

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