健康回復

コエンザイムQ10が脂溶性ってどういうこと?

コエンザイムQ10(ユビキノン)は、炭素と水素と酸素のみから成る有機化合物で、イソプレン側鎖が10あることから、末尾が10になっています。
そして食品から得たものは酸化型で、体内で生合成されたものは還元型(ユビキノール)という名称を付加するのです。

コエンザイムQ10は、元々アセチルコエンザイムAがアミノ酸であるチロシンとの生合成により成り立っていて、アセチルコエンザイムAは脂肪酸生合成の原料となり、中性脂肪を生成するものですから、コエンザイムQ10にも脂溶性の要素ができるわけです。
また、アセチルコエンザイムAはチロシンと生合成されない場合は、スクワレンという油脂となり、最終的にコレステロールの原料となります。
従って、コエンザイムQ10は脂溶性のビタミン様物質で補酵素として働くのです。
コエンザイムQ10の弱点は、光とアルカリに対し不安定で高温下に於いては分解を起こすことが考えられます。

コエンザイムQ10は、電子伝達体であり呼吸鎖複合体に関与していて酸素の利用効率を高め、脂質の抗酸化作用や免疫増強作用があり、細胞膜を酸化から保護し抗老化作用も期待できるのです。
薬用としては、動脈硬化や高血圧に対し、広く一般に認められています。