※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

コエンザイムQ10の脂質異常症改善効果とは

血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増えると脂質異常症になります。放置すると動脈硬化が進行し、生命に関わる病気になる危険性が高まるため、改善する必要があるのです。脂質異常症の予防と改善にコエンザイムQ10が良いといわれています。その理由について説明しましょう。

脂質異常症とは

詳細を読む

脂質異常症は生活習慣により引き起こされることから生活習慣病のひとつとされています。動物性脂肪の多い食事、運動不足、喫煙など、不健康な生活習慣と加齢や遺伝も発症の要因です。
脂質異常症は自覚症状がないため、見過ごしてしまいがちです。しかし放置すると動脈硬化を進行させ、心筋梗塞、狭心症、脳卒中、脳梗塞、認知症を起こす可能性が高まります。

脂質異常症は次の3つの種類があります。

・LDL(悪玉)コレステロール値が高い140mg/dl以上

・HDL(善玉)コレステロール値が低い40mg/dl未満

・中性脂肪(トリグリセライド)が多い150mg/dl以上

LDLコレステロールは低比重リポタンパク質のことで、増え過ぎると血行不良になり、動脈硬化を引き起こすリスクが高まることから悪玉コレステロールと呼ばれます。逆に少なすぎると脳出血の原因になります。

HDLコレステロールは高比重リポタンパク質のことで、余ったコレステロールを回収し肝臓に運ぶ働きがあり、善玉コレステロールと呼ばれます。

中性脂肪は食品に含まれる脂肪や体脂肪に蓄えられている物質で、必要に応じエネルギー源として使われます。食事以外に肝臓でも合成され、余ると肝臓に貯蔵されます。中性脂肪が増え過ぎると善玉コレステロールを減らしてしまいます。

コエンザイムQ10は脂質異常症にどのように働くのか

悪玉コレステロールや中性脂肪が活性酸素により酸化されると、過酸化脂質という物質に変化します。活性酸素が過剰に発生すれば過酸化脂質が増え、血管の壁を傷つけ、血管の内壁に入り込み動脈硬化を進行させます。

コエンザイムQ10は活性酸素を除去する強い抗酸化作用があり、過酸化脂質の増加を食い止め、脂質異常症により進行する動脈硬化の予防と改善に働きます。

コエンザイムQ10は体内中に存在してエネルギーを作り出し、各細胞の働きを活発にします。コエンザイムQ10により心臓が活発に動くと血行が促進され、心疾患の予防と改善につながります。さらにコエンザイムQ10は代謝を促進し、脂質異常症を改善する有酸素運動の効率を高めることができるのです。

予防と改善に効果的なこと

詳細を読む

脂質異常症の予防にはコエンザイムQ10を摂取するほかにも動物性脂肪の摂取を減らし、食物繊維やオメガ3脂肪酸(DHA、EPA)を含む食品を積極的に食べましょう。抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンCを含む食品やサプリメントをコエンザイムQ10と一緒に摂取すると一層効果的です。

喫煙、紫外線、大気汚染、ストレス、激しい運動は活性酸素を増やすので注意しましょう。過度の飲酒は控え、30分程度のウォーキングなどの有酸素運動を日課とすることもお忘れなく。

まとめ

脂質異常症は放置すると動脈硬化を進行させ、心疾患や脳疾患など、深刻な病気を引き起こす危険性があります。

コエンザイムQ10は抗酸化作用があり活性酸素を除去します。これにより悪玉コレステロールや中性脂肪が酸化され、動脈硬化を進行させる過酸化脂質に変換されるのを抑制します。

コエンザイムQ10はエネルギーを産生することにより代謝を高め、脂質異常症を改善する有酸素運動の効率を高めます。

コエンザイムQ10は血行を促進し、脂質異常症から引き起こされる心疾患の予防にも働きます。

脂質異常症の予防と改善はコエンザイムQ10の摂取と生活習慣の見直しが大切です。

MENU